日記

2024-11-01 18:10:00

つくるひと

以前のブログで登場した植物と相思相愛の友人から、季節ごとに作るお手製の石鹸が届きました。

今回は泡立ちとそのクリーミーさ、ラベンダーの香りが特徴の「柿渋石鹸」。

渋柿といえば加齢臭が気になる人はピンとくるはず。

抗菌・収れん作用で古くから肌のケアに使われ、体臭の変化にお悩みの方は聞いたことがありますよね。

そんな訳で、渋柿に大人のイメージを持っていたら、なんて甘いビジュアルの柿渋石鹸!

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彼女の石鹸は完全植物成分のみのナチュラル石鹸

 

二人でお茶しながら話題は渋柿石鹸の制作エピソードへ、彼女の石鹸作りへの愛情を感じ石鹸が愛おしく。これまで以上に大切に毎日つかおうと心しました。

今回の渋柿は、

能勢に暮らす彼女のお手入れのされた自宅庭の柿(まだ青い状態)を潰し発酵させ、赤くなった柿渋エキス(3年もの)を使用。

今年の秋の柿は夏の暑さのせいで実が生らず、渋柿エキスは仕込めなかったと。。。

3年ものの渋柿エキスがますます貴重に感じ、地球温暖化を憂う。

そこに近郊の農家さんが作るラベンダーで自ら蒸留水を作り、

沖縄から送ってもらった月桃の葉をオイルに漬け込んで有効成分を抽出したマセレーションオイルにして加え、

彼女お気に入りのはちみつや、柔らかいピンク色のマイカ(鉱物)をアクセントに加え、

ベースとなる米油やココナッツオイル、パーム油、ひまし油、ミネラル水、水酸化ナトリウムを調合し丸一日かけて温度管理。

そこから一か月の熟成をへて石鹸に。

長年の経験から得た彼女独自のレシピと工程、その時のテーマや材料の選択、仕込みやそれらの一つ一つの組み合わせが彼女のオリジナル。

石鹸作りを始めた経緯や、その思いなどまだまだ聞きたいな。

ものを作り生み出す人、尊敬します。

 

冬に向けて、仕込みはじめているそうです。 

相思相愛 - soinsdekikuko ←彼女のことを書いたブログ