日記
山空海
優しいたぬき
桜で有名な醍醐寺の後方にある、上醍醐へ登拝へいきました。
小一時間でと案内にありましたが、いえいえ私の足では醍醐山山頂へは1時間半以上かかりました。
登山口でお借りした細い杖は、下山時には抱きしめたくなるほど大切なパートナーになっているほど 険しい山。。。私にとっては
それしても、基本道中人がおらず友と二人っきり
背の高い木々に囲まれ、人の気配がない場所は、慣れるまで不安が何度もこみ上げてきて
そのうちに必死に歩く自分達の足音と、風や鳥の声だけの世界で歩みに集中する感覚が心地よくなる
自然と自分達だけ
時々すれ違う人や、先を越して行く方もいますが、お一人で歩かれている方ばかりで、いつの間にその姿は消え、 もう最後までお会いしない
この先見どころありますよとお話した男性も、その後姿なし
遠くで聞こえた声に近づいても、人影はなくて
険しい山でへこたれないように、優しい狸に応援してもらったのかな
たぬきさんメルシー
唯一女性二人組は、道中でも頂上でもお見掛けしました
終わりよければすべてよし
『ボンジュール!辻仁成のパリごはん』というテレビ番組ですっかりファンになった辻仁成さんのライブに行ってきました。
パリごはんの番組では、パリでシングルファザーとして暮らす自らを父ちゃんと呼び、日常(料理やその買出しの様子、街の人との触れ合いや、お子さんとの関係)を紹介しています。
父ちゃんがこの夏大阪でライブすると知り、しかも日本でのLIVE活動ラストになると発表があり、こりゃ行かねばならぬと行ってきました。
会場のフェスティバルホールは、ほぼほぼ父ちゃんの若かりし頃活動していたバンド『エコーズ』のファンの方々の様子。新参者の私でしたが、決して居心地が悪くないのも父ちゃんの人柄なのかなと思いました。
客席に向かって手のひらを向けてパワーを送ったり、観客と普通に話したりする姿は父ちゃんらしいなと感じたけれど、歌の方は、声もメッセージ性も溢れに溢れ心震えるLIVEでした。
父ちゃんの音楽家、作家、画家、映画監督などの多才ぶりに改めて圧巻し、美肌にも魅了されました。才能の塊を見た夜でした。
朝起きる時は、この世に生まれた時の様におぎゃーと起きて。夜寝る時は、バタンっと寝る。そんな毎日を過ごしたいねとトークしていたのも印象的でした。
メルシー父ちゃん
そしてばらばらの席でしたが、ご一緒したY子さんにもメルシー