日記
つくるひと
以前のブログで登場した植物と相思相愛の友人から、季節ごとに作るお手製の石鹸が届きました。
今回は泡立ちとそのクリーミーさ、ラベンダーの香りが特徴の「柿渋石鹸」。
渋柿といえば加齢臭が気になる人はピンとくるはず。
抗菌・収れん作用で古くから肌のケアに使われ、体臭の変化にお悩みの方は聞いたことがありますよね。
そんな訳で、渋柿に大人のイメージを持っていたら、なんて甘いビジュアルの柿渋石鹸!
彼女の石鹸は完全植物成分のみのナチュラル石鹸
二人でお茶しながら話題は渋柿石鹸の制作エピソードへ、彼女の石鹸作りへの愛情を感じ石鹸が愛おしく。これまで以上に大切に毎日つかおうと心しました。
今回の渋柿は、
能勢に暮らす彼女のお手入れのされた自宅庭の柿(まだ青い状態)を潰し発酵させ、赤くなった柿渋エキス(3年もの)を使用。
今年の秋の柿は夏の暑さのせいで実が生らず、渋柿エキスは仕込めなかったと。。。
3年ものの渋柿エキスがますます貴重に感じ、地球温暖化を憂う。
そこに近郊の農家さんが作るラベンダーで自ら蒸留水を作り、
沖縄から送ってもらった月桃の葉をオイルに漬け込んで有効成分を抽出したマセレーションオイルにして加え、
彼女お気に入りのはちみつや、柔らかいピンク色のマイカ(鉱物)をアクセントに加え、
ベースとなる米油やココナッツオイル、パーム油、ひまし油、ミネラル水、水酸化ナトリウムを調合し丸一日かけて温度管理。
そこから一か月の熟成をへて石鹸に。
長年の経験から得た彼女独自のレシピと工程、その時のテーマや材料の選択、仕込みやそれらの一つ一つの組み合わせが彼女のオリジナル。
石鹸作りを始めた経緯や、その思いなどまだまだ聞きたいな。
ものを作り生み出す人、尊敬します。
冬に向けて、仕込みはじめているそうです。
相思相愛 - soinsdekikuko ←彼女のことを書いたブログ
遠隔ベロ友
友達N子より『マツコの知らない世界』でフランス冷凍食品専門店ピカールの『鴨脂で揚げたポテトフライ』が紹介され、美味しそうよと連絡が来ました。
N子と私と、もう一人の友人K子はフランス留学時、フランス西南地方都市のポワチエという小さな町で、鴨を料理し舌を肥やした鴨仲間。
土曜日ノートルダム広場の朝市に鴨農家さんが来て、毎週毎週買い付けてはあれやこれやと3人で調理。今思うに贅沢の極みの様なことを3人でしていました。高級レストランに行くお金も、そんなレストランはポワチエにはなかったのかもしれないけれど、とにかくあの朝市の鴨で鴨ベロレベルを上げていたと自負している。
現在の私は、フォアグラは別の意味で口にできなくなっている始末ですが。。。
N子からの情報で、早速鴨脂ポテトフライを取り寄せ、食べてみてました。ああ鴨脂ですね。もちろんK子にも報告。カロリーを考えない日で、家事をしたくない日にぴったりのワインのお供!♾️
N子にメルシー
るつぼ
青森から友人が来阪し、出会い頭の一言目のアクセント(津軽弁?標準語アクセント?)に一瞬戸惑い、その結果何となく津軽弁でずっと過ごしました
私は現在12年大阪に生活していますが、関西弁はほぼ話せず、時々アクセントが関西風になるくらい
幼少期は九州、中高生が青森、大人になってからはほぼ標準語圏で、どの地域のなまりもスピーキングは初級、ヒヤリングは中級レベル位かなあ。どれも上級でないことは確か
今現在、他人の偽関西弁は違和感を覚えるくらいのレベルですが、なんせ正解が分からないので、聞き流しますし、多分自分もそんな偽関西風アクセントを使ってるなと思っています
今回来阪の友人と高校3年間過ごした期間は、もちろん津軽訛りだったはずだけど、友人は関東での生活も長く標準語を話しますし、仕事柄言葉のプロで、津軽弁もとびきり上級!
今回大阪での再会の出会い頭、私達はどのアクセントで話すのか一瞬戸惑ってしまいましたが、いまや大阪は外国人だらけ、人種のるつぼ。お気楽にのモード。この数日間、友人と津軽弁をモニョモニョ話していて、大阪って色々な人が混ざっていていいなと思いました
メルシー大阪
常在菌
この夏は格別暑く、熟成が増した感覚があったので、予定より1ヶ月早く黒豆味噌を解禁、つまりは冷蔵庫保存に切替えました
あまりの暑さに、仕込んで寝かせているお味噌からもう限界ですとの悲鳴が聞こえてきたので、、、寝かせる場所でベストな環境(寒いところ、陽当たりが悪い、風通しが良い)は我が家には見当たらない(>_<)
昨年に引き続き今年2月、住吉大社近くのマナカフェさんで開催した『蕾和(輪)薬膳教室のお味噌づくり教室』の氏家先生にご指導いただきながら仕込んだ黒豆味噌と大豆味噌。明日は大豆味噌もひんやり冷蔵庫へ引越し予定。頑張って夏を超えて美味しくなってくれたお味噌達へのご褒美
目指す姿
ランチ会のお誘いを受け参加してきました。2ヶ月に一度催されるイタリア料理店のランチ会で、今回お声掛けてくれたマダムは、これまで予定が合えば電車で約1時間かけて参加されてきたとのこと。私と10年以上のお付き合いあるマダムの『定期的に行かれるランチ会』の存在を初めて知り、マダムのグルメに対する奥深さやその秘密性に胸が高鳴りました
マダムのお話では、お店のオーナーシェフは吉野や琵琶湖畔などで自身のお店をし(現在はまた違う場所で経営)、このランチ会には長年のお客様方が、シェフの作る季節の味を求め各地から集うそうです
お料理の美味しさはもちろん(私が申し上げる立場でない程に美味しいのです)、今回感動したのはご一緒した方々の一皿一皿に集中し黙々と味わう姿勢がもう食べるプロの集団だったこと
私の両親位の年齢の80代と思われる方々が、ボリュームもあるフルコースをしっかりと食べ切る食欲にも圧巻、そして憧れます、私の目指す姿を目の前にしたひとときでした
ちなみにこの日はこの夏1番の暑さを感じ、メニューは鮎、鱧のガスパチョ、バジルのシャーベ、吉野葛といちじくコンポートやぶどうが散りばめられた艶っツヤのクレームアングレーズなど